Samsung Galaxy s6 edgeからhtc U11に機種変更して思うこと

iPhoneはAppleからのみの販売ですので、シリーズが変わらないと機能的な変化はありませんが、
androidのスマートフォンは、ベースのOSは変わらないものの、メーカーごとに操作性や
載せられるアプリに違いがあります。

個人的な話ではありますが、スマートフォンが普及し始めて以降、
初めて使用したのは、シャープ製でしたが、以降は、HTCとサムソンを選んでいます。 ※iPhoneについては、ファイルの扱いが馴染めず・・・。

この2つのメーカーを使用する中で、気になる部分をまとめていきます。

 

 

 

 

1 はじめに

Android OSのバージョンが変化するごとに、システムの管理方法や設定機能の構成が変化していますが、
CPUやメモリが高機能化するしたことで、操作性は十分改善されました。

出始め頃のスマートフォンは、iPhoneには遠く及びませんでしたね。
(特に、スワイプの追従が、今では考えられないほど遅かった)

また、バッテリーのもちが悪く、そちらの問題がクローズアップされて、
機能的なところは、二の次でした。

かくいう私も、バッテリーとCPUを基準に端末を選択してました。
ここ5年くらいで、やっと、使っていて操作性に不便を感じることもなくなっています。

そうすると、人間は細かい部分が気になってくるものです。
使用上、全然不便を感じなくなったにも関わらず、細かな操作性が気になって仕方がないのです。

そのあたりを、まとめてみたいと思います。

本来であれば、同じ時期に販売されてた端末で比較できるといいのですが、
多くの人がそうであるように、私もキャリア契約する身。
同時に2機種も契約することがないので、今回は、下記端末で操作性を比較したいと思います。

(1)サムソン Galaxy s6 edge Android 7.0
(2)htc U11 Android 7.1.1

 

 

 

 

2 メニュー位置

 

androidでは、ディスプレイ最下部に配置されている「戻る」ボタンと「タスク」ボタン。
これ、今の最新機種は分からないですけど、サムソンのみ、ほかのandroid端末と異なり、
左右反対に配置されています。

実を言うと、HTCからサムソンへ切り替えた当初、慣れなくて苦労をしました。
なんで逆なんだ、htcは左に戻るボタンがあるのに・・・。
でも、慣れてしまうと、今度は反対だと違和感を感じて仕方がないです。

サムソン

左:タスクボタン
右:戻るボタン

htc

左:戻るボタン
右:タスクボタン

この2つのボタンは、かなり使用頻度が高く、慣れの問題は十分あります。
ただ、最近のスマートフォンは、ディスプレイが大きくなっていることで、
使用頻度の高い、戻るボタンが右にある方がアドバンテージが大きいと感じるようになりました。

 

 

 

3 長押しメニュー

 

スマートフォンを利用していて、メッセンジャーやメールなど、文字入力をする機会が多数あります。
特に、文字を引用する際、入力済みの文字を選択するために、長押しをすると、
HTCとサムソンで違いがあります。

違いをGoogle Keepで比較してみます。

※文字のある所を長押しするときと、文字のない所を長押しするとで、
表示されるメニューが異なります。

以下、イメージは、左側[Galaxy s6 edge]、右側[HTC U11]です。

(1)文字のある所を長押しした場合

両機種の違いは、サムソンは、左端に「全て選択」がでますが、
HTCは表示されないです。HTCは、右端の「3つの点」を押すと「すべて選択」が出てきます。

 

(2)文字のない所を長押しした場合

こちらの操作の場合、並び順は違いますが、サムソン、HTC共に「すべて選択」、「貼り付け」の
メニューは表示され、サムソンのみ「クリップボード」のメニューがでます。

 

これに関しても、もちろん使う人のクセで、人それぞれということにはなるのですが、
サムソンを使った後に、HTCに戻ったら、大変違和感を感じてしまいました。

自分の使い方として、文字の上を長押しして、そこから「全選択」という使い方を多用していました。
HTCでは、文字を長押しすると、直接は、「すべて選択」が表示されず不便に感じています。

※この事を調べるまで、文字のある所を長押しするのと、文字のない所を長押しするので、
表示されるメニューに違いがあることを知りませんでした。
機能的には、どちらもできるのですが、自分の使い方からすると、文字のある所を長押ししても、
「すべて選択」を出して欲しい気はしました。

 

 

4 提供元不明のアプリ

 

android端末は、Google Playに掲載されていないアプリをインストールすることができます。
これはアプリの開発者、提供者としては良い部分もありますが、セキュリティ面での不安はあります。

ただ、そうはいってもamazonのような企業でも、独自のストアでアプリを配布していますので、
Google Play以外からアプリを入手して、インストールする機会もあると思います。

この場合、セキュリティ設定の「提供元不明のアプリ」のインストールを許可する必要があります。

この機能に関して、利便性を感じたのはサムソンの機能です。

HTCもサムソンも、apkファイルを実行すると、「提供元不明のアプリ」を許可するようにメッセージが表示されますので、
セキュリティ設定から設定を変更する必要があります。

サムソンは、この時に、1クッションあって、「今回のみインストールを許可」というダイアログが表示されます。
このことで、アプリのインストール完了後、再度、セキュリティ設定を開き直して、
設定を無効化する必要がなくなります。

 

 

5 コメント

 

サムソンの端末を褒める結果となってしまいましたが、
実を言うと、私はhtcのファンなのです。

世界初のandroid端末を世の中に出したのはhtcです。
その後も、オーバースペックな端末を出したり、3Dカメラを出したり、
最近ではエッヂセンスを搭載したりと、先進的なものを生み出す面白い企業だと思っています。

残念なことに(もしくは、良い方に傾けばいいですが)、Googleがhtcのスマホ事業の一部を買収
するとのニュースも出ており、複雑な気持ちもあります。

Htc J one以降、あまりに代わり映えしないことから、一時期サムソンに変えましたが、
期待に期待を重ねて、再度、htcへ変更した結果、これが、逆にhtcとサムソンの差を明確に感じさせる
結果となった気がします。

いっそうのこと、操作しなくていいスマートフォン作ってくれたら、
こんな細かいこと気にしなくてもいいのに。

 

 

 

 

, , , ,